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CS第2戦 揺るぎない誇り

2004サントリーチャンピオンシップ第2戦
浦和レッズ 1-0 横浜F・マリノス (埼スタ)
(浦和)後半31分三都主

試合では負けていないのですから、悔しくありません。
でも、大阪に帰る途中で買った埼玉新聞、その1面の河野さんの記事を読んだとき、涙が出そうになりました。
決して名文ではありません。しかし、自分の思ってたこと、言いたいことのすべてがそこにはありました。
ちょっとだけ抜粋します。

「浦和が負けた。負けるなんて思っていなかった。でも負けた。
 負けるって悔しい。涙が出ない。勝って泣こうとした。勝って泣きたかった。」
「立派なサッカーだった。記者席から望見したってよく分かった。
 はっきり「浦和の誇り」が刻まれていた。」
「勝負は時の運。両軍に力の差なんてなかった。悔しい。勝負は時の運。
 あのシュートが、あのクロスが、あのドリブルが…。勝負は時の運。
 もう少しの努力ともう少しの試練を与えられた。」
「速く激しく攻める。これがサッカーだ。
 もうちょっとのところで王座を逃がした。
 けれど、浦和がみんなをサッカーの原点に回帰させてくれた。
 これがサッカーなんだ、おれたちの浦和を見てくれ、と。」
「昔、Jリーグのお荷物だって言われた。
 冗談じゃない。浦和はおれたちの宝だ。
 浦和の芝は青いって、今ごろになってねたんでいる。
 これまでどんなに苦しんだ、辛抱した、なじられた。
 チャンピオンにはなれなかった。
 けれど、もう渡さない。
 浦和はすごいぞ、強いぞ、って誇りと地位はどこにも渡さない。
 浦和はずっと、これからもJリーグの本流を進むんだ。
 こんなチーム、どこにもつくれない。どこにもまねできない。
 サポーターはみんないいヤツらだ。
 ありがとう。君たちがいたから、浦和は強くなったんだ。
 「浦和レッズ カンペオン、浦和レッズ カンペオン」。
 今に見てろよ、見てくれよ、おれたちの浦和を。」

河野さん、ありがとうございます。
この1文で、次に進む勇気が出てきました。

自分たちは決して間違っていることをやっている訳ではない。
結果が伴わないことがあるけど、必ず明るい未来がやってくるんだ。

書きたいことは山のようにあるけど、今日はここまでとさせてください。

(追記)
タイトルがちょっとしっくりこなかったので変えました。
by hi-takuya | 2004-12-12 22:39 | サッカー(レッズ)
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